バレエダンサー

一部で公開した写真に問い合せがあったので、書いておきます。 今年の夏にさかのぼります。

東京の治療院に勤務していた時にお世話になった先輩方の職場にうかがった際に、仕事をしたものです。国分寺にあるソフィア・バレエ・アカデミーのサマーコンサートの出演者のコンディショニングです。特筆すべきは、ゲストで来日していたダンサーです。

ダンサーは「身体が柔らかい」のは当然ですが、アスリートと同じく第一線で活躍している方々の身体はその「動きの質」の柔らかさがあります。トレーナーとして注目するのは身体そのものも当然ですが、その身体が顕わす動きです。これは生の体力ではなく、日々の稽古によって積み重ねられてつくられるものです。けして年齢と体力の衰えと共に落ちていくものではありません。その身体の働きがとても細かくバラバラに、そして同時に協調して動くので、美しくみえるのです。

そうした身体を触るのはトレーナーとして、とても面白いものです。特に怪我はなかったのですが、少し触るだけで緩んでくる身体は自分が上手くなったと錯覚してしまいます。身体の使い方が上手なものは、突発的な事故以外は怪我をする事がありません。長身でイケメンのボリス・ジュリーロフさんは、モデルもしているそうで、さもありなんと。

遠藤さん、升永さんありがとうございました。

皆川鍼灸スポーツマッサージ療院

福岡市博多区にある、スポーツマッサージと鍼灸を併用した統合的な治療院。スポーツ障害、腰痛、五十肩、肩こりなど。